2017.8.3
活動レポート【山科チーム編】①
大津市と京都市の中間に位置する山科区。
JR・地下鉄・京阪が通り、交通の便が良く、多くの通勤通学利用者が山科駅を利用しています。
しかし、通勤通学者のほとんどは乗り換えのために山科駅を利用し、目的地の駅へ出発していきます。
山科駅を利用するけど、山科には長く滞在しない……つまり、山科の魅力を「通過」しているのです。
山科について詳しくリサーチをしていくと、私たちが生まれるずっと前から、山科を「いかに効率よく”通過”するか」と人々は考え、知恵を働かせていたことも分かりました。
そこで山科チームは、「今も昔も山科は通過される場所である」という点に注目しました。
現在は、山科を通過する存在である通勤・通学者が、山科の魅力を探すメディアを作ることを目指しています。
ディレクターの方々とは、ワークショップの中で、
・「通過」=山科になる必然性について
・山科を通過する通勤・通学者に、山科に降りてもらって魅力を発見してもらうにはどうしたらいいか
の2点を詳しく話し合いました。
特に、
・必然性を見出す手法や視点について。
・自分達なら、どういったメディアがあると山科に降りたくなるか?
というアドバイスと問いかけを頂きました。
「誰かのためのメディア」ではなく、「自分たちが一番利用したいメディア」を考えることでより良いものができるのだと感じました。
私たち東部チームは、メンバー同士の協調性があり、ミーティングはいつも和やかです。
特に、様々な職種の方がメンバーとして参加していることは私たちチームの強みかもしれません。
それぞれ違った立場から意見を出し合い、出てきたアイデアをより良いものへとブラッシュアップするように取り組んでいます。
6月にプロジェクトがスタートしてから現在まで、多くのミーティングをして、アイデアを出し合ってきました。
その中でも、特に力を入れたのはフィールドワークを中心としたリサーチです。
自分たちの考えるアイデアを山科区で展開する必然性について考えるため、山科区のキーパーソンとしてワークショップでもお話を伺った、山科ふるさとの会代表の鏡山次郎さんから、山科の地域性についてより詳しいお話を伺いに行ってきました!
鏡山さんからのお話で印象的だったのは
「山科は京都の首である」
「ローカルメディアはただご飯を食べれるとかでなく、文化に触れられるようなものが良い」
という2つの言葉です。
こうした鏡山さんからのお話を参考にし、8月6日の公開プレゼンテーションに向けて構想案のブラッシュアップをしています。
ーーー
文・梅垣心太郎 (グループサポーター/東部文化会館〈山科区〉担当)
2017.8.3
活動レポート【西京区チーム編】①
「人口減少」「少子化」「高齢化」「空き家の増加」……。
今の日本でよく耳にする問題が、西京区、特に洛西ニュータウンでは顕著に表れています。
こうしたマイナスな問題をプラスに変え、洛西ニュータウンを「帰りたくなる街」にしたい!!!という思いを強く抱くメンバーが集まっているのが西京チームです。
そこで、西京チームが考えたのは、ニュータウン内の公園などに不定期に場所を変えて現れる移動式のWi-Fiスポットです。洛西ニュータウンを「帰りたくなる街」にする取り組みの第一歩として仕掛けていきたいと考えています!
Wi-Fiスポットには一緒に「サポーター」として複数の人間が一緒に移動します。そのWi-Fiスポットは、西京区内にある公園に随時移動していきます。そして、公園内限定で子どもにスマホを貸し出します。そこで、サポーターは、子どもに対して、公園でのあそびと、スマホを連携させた新しい遊びの形を提案してくれます。それだけではなく、サポーターは集まってきたお年寄りの方たちに、スマホの使い方を伝授します。
このように、Wi-Fiスポットを「メディア」として、サポーターがWi-Fiスポットと移動を共にすることによって、子どもたちやお年寄りの方が集まるのではないかと考えています。
子ども同士の交流、お年寄り同士の交流、そして、子どもとお年寄りの交流など世代を超えた交流を、Wi-Fiを通じて生む、ということです。
こうしたWi-Fiを軸とした案に対して、ディレクター陣から3つのアドバイスをもらいました。
その1:
子どもとお年寄りが集まる必然性は作れそうだが、スマホを使いこなしている世代が集まる必然性を作れないか。
その2:
Wi-Fiと一緒に回るサポーターの仕事・役割をイメージしやすくするために図や画像にしてみる。
その3:
「洛西ニュータウンを変える!!」という何十年後までも見据えた取り組みの全貌を誰にでも分かりやすくプレゼンできるように工夫してみる。
チーム内で様々な案が出るのはとてもいいことだと思います。
ですが、出た案を客観的に見直すことや、リサーチを深めて、その案を西京区でやる必然性や実現性を高めるための議論や根回しも大事なことなのだなと、チーム内、そしてプロジェクト内でのディスカッションを見ていて感じました。
プロジェクトが始まった6月から現在まで、チームでのミーティングはメンバーの仕事終わりに行ってきました。
夜遅い時間からスタートすることが多いため、喫茶店など集まって話ができるようなお店が閉まってしまうことも。
チームの中には、実際に洛西ニュータウンに住んでいるメンバーがいます。そしてそのメンバーの一人は、ニュータウンや西京をよくしようと活動をする傍ら、嵐山にあるカフェのマスターだったりもします。
そこで、その嵐山のカフェで連日ミーティングを行っています。
そこが西京チームのミーティング場所であり活動拠点です!
ちなみに、そこのマスターの作る料理は格別なんです。中でも私のお勧めはグリーンカレーヌードル!日替わりメニューなので絶対食べたい人は予約してくださいね。
そして料理だけでなく内外装もオシャレなのでデートにもおすすめ!ぜひ訪れてみてください!
UN-O京都嵐山 京都市西京区嵐山中尾下町32−3 http://un-o.net/
ということで、8月6日のプレゼンテーションにむけて、今日も鋭意ミーティング中です。
ーーー
文・松原湧佑(グループサポーター/西文化会館ウエスティ〈西京区〉担当)
2017.8.3
活動レポート【北チーム編】①
私たち北区チームは、北区で古くから行われている「振り売り」に注目して構想案を作っています。
振り売りとは、野菜など食品を中心とした物資をリアカーなどで運び、街中を練り歩きながら売る、というものです。現在は、軽トラックで振り売りをしている場面がよく見かけられます。
2012年のあるデータからは、京都市内の振り売り数は全体で113件であり、その中の98件が北区で行われていることが分かりました。約90%の振り売りが北区の中で行われているということです。(註1)
振り売りは、今も昔も農家の女性の仕事として受け継がれてきました。男性が農作業をしている間に、女性がまちのなかへ販売に歩くという伝統があるのです。
振り売りは、振り売りをする農家の人と、買う人の信頼関係から成り立っている、とも言えるそうです。
そのため、規格外の野菜を販売することができたり、振り売りの地域の人にとって振り売りは一つの情報交換の場になっています。北チームでは、こうした振り売りの文化から、北区特有のヒトの移動とモノやカネ、そして情報交換を行う、文化的土壌があると考えました。
(註1:三俣延子、産業観光局農林振興室農業振興整備課(2012)「京野菜(地場農産物)でつながる洛中洛外ネットワーク~地産地消の過去・現在・未来~」公益財団法人 大学コンソーシアム京都 シンクタンク事業 より引用。)
振り売り」をローカルテーマに据えながら、ディレクターの影山さんや上條さんと話している中で「一人が一人に届ける強さ」「親密度」というキーワードが出てきました。
この「親密度」を具現化するには、地域の人々のリアルな表情や風景のビジュアルを出すことで、温度感のあるストーリーを描くことが重要である、というアドバイスをもらいました。
北チームでは、このアドバイスと、「一人が一人に届ける強さ」「親密度」の2つのキーワードを軸にしながら構想を進めてきました。
そこで私たちは、北区内のフィールドワークはもちろんのこと、鷹峯の農園の方に振り売りについてお話を聞きに行ったり、地域の住民の方へのインタビューを特に多く行ってきました。
北区チームの特色は、メンバーが連携を取りながら、地域の方へのインタビューを多く行い、地域の方との実際の交流を大切にしながら「ローカルメディア」の構想を作り上げているところだと思います。
8/6は、メンバーと地域の方々との交流が、うまく活かされた形でプレゼンテーションできるように準備しているところです。
より具体的な形で構想案を提案できるように、ギリギリまで頑張っていきたいと思います。
ーーー
文・川上茉衣 (グループサポーター/北文化会館〈北区〉チーム 担当)
2017.8.3
活動レポート【右京チーム編】①
私たち右京チームは、全国的にも知名度の高い「百人一首」をローカルテーマとして設定しました。
「小倉百人一首」とは、平安後期から鎌倉初期に、藤原定家が右京区の小倉山で編んだものです。
そこには、洛中で詠まれた歌が、右京区内で編纂され「百人一首」となることによって、再び洛中の文化に影響を与えてきたという歴史があります。
さらに、右京区で生まれた「百人一首」は、日本古来の「歌」というメディアであると私たちは考えました。
そして、右京の外と関わりながら育まれた歌のメディアを、「チーム右京知らズ」を自称する、外モノの私たちにしかできないメディア作りの鍵として、構想を進めていきました。
ローカルテーマを選ぶ際、ディレクターの影山さんから、「『小倉百人一首』が右京区で成立したことだけでは説得力や必然性が足りない」という指摘を受けました。
そこで、なぜ右京区で「小倉百人一首」が成立したのか、また、どういった理由と経路で全国に広まっていったのか、そして、どのように日本文化に影響を及ぼしたのか…。
「百人一首」を現代の右京区のメディアテーマとする、誰もが納得できる背景を徹底的にリサーチしました。
リサーチは、フィールドワークと資料の収集を中心に進めました。特に右京区で活動されているキーパーソンとなる方々にお話をお聞きしたり、メンバー各自が資料をもとに右京区と百人一首について調べたりしました。
そうした中で、右京には、山間部・観光地・住宅地と大きく三つ分かれており、地域が持つ課題を一つにまとめるのか難しいのではないか?という議論にもなりました。
そこで私たちは、様々な方々が各々の気持ちを載せた百人一首を詠む「短歌会」を開くことを考えました。
地元に住んでいる方の悩み、自治会の思い、観光客の気持ち、右京で働いている方たちの気持ち、消費者の気持ち、家族、恋人、友達に関すること…などなど、
一人一人の思いを共有することで、地域にある課題を見つけ、その課題を解決に繋げていくことを目指します。
これまで多くのミーティングを重ねて、メンバーがリサーチを経て各自思っていることや考えていることを共有する中で、意見が対立したり、本当にこれでいいのか不安になることも多々ありました。
ですが、チームで協力しながら各自役割を分担することで、右京区で「百人一首」をテーマとしたプロジェクトを進めていくことの必然性の追求と、構想案の詳細を詰めています。
8月6日のプレゼンテーションでは、これまでのメンバーのリサーチと議論を踏まえた構想案を、右京チームらしくプレゼンテーションできるように、チーム一丸となってギリギリまで頑張ります!
私たち右京チームの構想案にご期待ください!!
ーーー
文・伊藤真菜・福谷咲奈(グループサポーター/右京ふれあい文化会館〈右京区〉担当)
2017.7.22
第3回ワークショップ 「地域に入り込む取材・交渉・デザイン」
\\ 実現性と具体性 //
7/22(土)に、第3回目のワークショップを開催しました。
ワークショップの前半には、8/6の公開プレゼンテーションを想定して、全5チームが15分間の構想発表を行いました。
午後には、アートディレクター 加藤、エディター 上條から参加者に向けてレクチャーを行いました。
8/6の公開プレゼンテーション、そしてそのあとの実施に向けて、自分たちの練っている「ローカルメディア」の構想を、いかにして多く人に伝え、実現していていくかが大事なポイントになってきます。
アートディレクター 加藤は、地域アートプロジェクトや芸術祭のアートディレクション、グラフィックデザインを多く手がけています。
これまで自身が関わったプロジェクトのアートディレクションについて、ポスターや広報物などを実例に挙げながら、レクチャーが進みました。
例えば、ロゴの制作では、プロジェクトが行われる地域の山や川などの地形をモチーフにして、そのプロジェクトの性格や佇まいを形作っていくのだそう。
各チームは、これから実現に向けて6月から深めてきたリサーチやアイデアを絞り、構想案をより具体的なかたちへと詰めていきます。
チーム自らのアイデアを、多くの人に向けてアウトプットをするとき、思い描く構想案にどんな性格や佇まいを持たせ、「どのように魅せていくのか」を考えなければならないということがよくわかります。
続いて、エディター上條からは、
雑誌や書籍が、読者の手元に届くまでのプロセスを例に、「出来事の動かし方」についてレクチャーがありました。
編集者として、自らが文章を執筆する際に日々気をつけているポイントや広報のしかたなど、具体的かつ即使える内容でした。
「企画を1人で考えるところから……本を発売してPRをするところまで考えて1冊の本をつくる。それが編集者!!」
1つのテーマを突き詰めて、新しい見方や価値を提案し、1冊の本を形作っていくプロセス。
そしてそのプロセスに並走する編集者の姿。
今回のCIRCULATION KYOTOで、地域と向き合いながら、新たな「価値」を見つけて、なにか形を作ろうとしている参加者にとって、編集と編集者について具体的に知ることは、非常に刺激的だったようです。
そして、プロジェクトディレクターの影山からは、構想案の実現に向けて、より具体的な「マネタイズ」についてレクチャーがありました。
各地で展開されているローカルメディアを例に、運営資金の調達方法などが紹介されました。
より具体的な金額が提示できると、構想案の実現性、具体性、現実味がグッとあがりますね。
上の写真の様子は、伏見チームがディレクター 影山と構想案について相談をしているところ。
こうした、ディレクターとの協働によって構想案をブラッシュアップしていきます。
こちらは北チーム。
北区に古くからある「振り売り」という行商文化をローカルテーマにしています。
メンバーが思い描くよりよい地域の姿と、持っている構想案を、より具体的なものに形作っていくために話し合いを重ねています。
こちらは右京チーム。
右京区の小倉山が発祥の地とされる「小倉百人一首」をローカルテーマに設定しているようです。
では、「小倉百人一首」を基に、どんな構想案にするのか、アイデアを深めていきます。
アートディレクター 加藤は、午前中に行なった右京チームのプレゼンテーション内容を見て、「ぞくぞくした!」とコメント。
午後からのチームディスカッションでは、参加者と共に構想案のブラッシュアップ中です。
各チーム、1ヶ月間の徹底したリサーチによって、担当する地域が持つ性質を掴んできた様子。
「なぜ、自分たちはこの地域で、このメディアを作るのか。」
その必然性を、より説得力をもった形でプレゼンテーションできるよう、言葉に落とし込んでいく作業も進んでいます。
そして、この日のレクチャーとディスカッションを経て、次は、構想の具体性と実現性を高めていきます。
さて、次回は8/5(土)は、「地域の課題と魅力を可視化する企画力」と題して、ディレクターと特別講師からのレクチャーを開催します。
そしていよいよ翌日、8/6(日)に控えた公開プレゼンテーション&ディスカッションに向けて、構想案を広く一般の方々にもお伝えできるように、資料作りおよびリハーサルを行います。
8/6(日)の公開プレゼンテーション&ディスカッションは一般公開イベントです。
みなさまお誘い合わせの上、ぜひプロジェクトメンバーの構想案発表を見にきてください!!
詳細はこちらから
ーーー
ローカルメディアづくりワークショップ 3
レクチャー&ディスカッション
「地域に入り込む取材・交渉・デザイン」
会場│ロームシアター京都
日時│2017年7月22日(土)10:00~12:30/14:00~18:00
講師│影山裕樹、加藤賢策、上條桂子、榊原充大
・全5チームのプレゼン、ディレクターから講評とディスカッション
・ローカルメディアレクチャー 4|加藤賢策(アートディレクター)
・ローカルメディアレクチャー 5|上條桂子(エディター)
・グループディスカッション
ーーー
文・写真 野澤美希(事務局/プロジェクトアシスタント)
8月6日(日)のプレゼンテーションに向けて、
リサーチと議論がますます活発になってきています!
ここで、当日発表される案に対して講評するゲストの追加決定のお知らせです。
吉岡洋さん(京都大学こころの未来研究センター特定教授)を追加ゲストとしてお迎えすることが決定いたしました!
8月6日当日は、吉岡さんを加えた6名の方々に講評いただきます。お楽しみに!!
申込みはまだまだ受付中!
ーーーーー
100名超の応募者から選ばれた40名の参加者とディレクターチームにより、いよいよ始まった「CIRCULATION KYOTO」。
現在、10代~50代の多彩な能力と個性を放つ参加メンバーたちが、“まちの見方を180度変えるメディア”の実現に向けて活動中です。
参加者が構想した案を、一般公開で発表する「プレゼンテーション&ディスカッション」の詳細が決定しました!
当日は豪華ゲストも参戦!5つのエリアを基点に「京都」を考え抜いた、メンバーたちが提出するアイディアとは!?
ここから、“京都のまち”と京都ならではの“メディア”の新しい姿が見えてくるでしょう。
みなさまのご来場をお待ちしています!!
—————————–
プレゼンテーション&ディスカッション
「新たな“移動”を促すローカルメディアのかたちとは」
■日時
2017年8月6日(日)13:00~17:00(受付開始・開場は12:30~)
■会場
京都市男女共同参画センター ウィングス京都 イベントホール※会場はロームシアター京都ではありません。ご注意ください。
■料金
無料(予約優先)
WEBフォームにて予約申込受付中 申し込みはこちらから!
■ゲスト:
伊豆田千加(NPO法人子育ては親育て・みのりのもり劇場理事長)
井口夏実(学芸出版社編集室長)
兼松佳宏(勉強家、京都精華大学特任講師、元「greenz.jp」編集長)
竹田正俊(株式会社クロスエフェクト代表取締役)
幅允孝(ブックディレクター)
吉岡洋(京都大学こころの未来研究センター特定教授)
■主催
公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(ロームシアター京都、京都市東部文化会館、京都市呉竹文化センター、京都市西文化会館ウエスティ、京都市北文化会館、京都市右京ふれあい文化会館)、京都市
2017.6.25
ワークショップ特別編 |ゲスト:奈良文化財研究所 惠谷浩子さん
\\ 今日のテーマは「エッジ」と「フィルター」…!? //
6/25にワークショップ 番外編を行いました!
ゲストは、奈良文化財研究所 文化遺産部 景観研究室 研究員の惠谷浩子(えだにひろこ)さん。リサーチディレクターの榊原と共に、地域をリサーチする視点として、”エッジ”と”フィルター”という2つのキーワードを中心にお話いただきました。
さて、次回は7/8(土)、ローカルメディアづくりワークショップの2回目です。
初回のワークショップに引き続き、参加者全員で、京都市右京ふれあい文化会館(右京区)、京都市西文化会館ウエスティ(西京区)を巡りながらワークショップ、ブレインストーミングを行います。
そして、各チームが、初回にディレクター陣から出されていた宿題を発表します!!
この2週間で、一体どんなリサーチをして、どんなアイデアを膨らませているのでしょうか….今から楽しみです。
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文・写真 野澤美希 (事務局/プロジェクトアシスタント)
100名超の応募者から選ばれた40名の参加者とディレクターチームにより、いよいよ始まった「CIRCULATION KYOTO」。
現在、10代~50代の多彩な能力と個性を放つ参加メンバーたちが、“まちの見方を180度変えるメディア”の実現に向けて活動中です。
参加者が構想した案を、一般公開で発表する「プレゼンテーション&ディスカッション」の詳細が決定しました!
当日は豪華ゲストも参戦!5つのエリアを基点に「京都」を考え抜いた、メンバーたちが提出するアイディアとは!?
ここから、“京都のまち”と京都ならではの“メディア”の新しい姿が見えてくるでしょう。
みなさまのご来場をお待ちしています!!
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プレゼンテーション&ディスカッション
「新たな“移動”を促すローカルメディアのかたちとは」
■日時
2017年8月6日(日)13:00~17:00(受付開始・開場は12:30~)
■会場
京都市男女共同参画センター ウィングス京都 イベントホール※会場はロームシアター京都ではありません。ご注意ください。
■料金
無料(予約優先)
WEBフォームにて予約申込受付中 申し込みはこちらから!
■ゲスト:
伊豆田千加(NPO法人子育ては親育て・みのりのもり劇場理事長)
井口夏実(学芸出版社編集室長)
兼松佳宏(勉強家、京都精華大学特任講師、元「greenz.jp」編集長)
竹田正俊(株式会社クロスエフェクト代表取締役)
幅允孝(ブックディレクター)
■主催
公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(ロームシアター京都、京都市東部文化会館、京都市呉竹文化センター、京都市西文化会館ウエスティ、京都市北文化会館、京都市右京ふれあい文化会館)、京都市
2017.6.17
第1回ワークショップ「新たな“移動”を促すローカルメディアのかたちとは」
\\ CIRCULATION KYOTO始動 //
6/17に初回のワークショップを行いました。
参加者、ディレクター、運営チーム、グループサポーター、各文化会館の副館長……。
CIRCULATION KYOTOに関わる全員が集合!!
全員で、3つの文化会館を巡りながらワークショップを進めました。
午後からは、北区にある北文化文化会館に移動!
そして息つく暇もなく、伏見区にある呉竹文化センターへ。
3箇所(!!)の文化会館を参加者全員で巡りながら、各エリアのキーパーソン6名の方にお話を伺いました!
電車での移動中やワークショップ終了後も、同じチームで集まって作戦会議を熱心にしている姿が印象的でした。早速、自主的に担当エリアのフィールドワークに出かける計画を立てたチームも!!みなさんがどんな地域の魅力を見つけてくるのか今からワクワクです。
次回は6/25(日)の「ローカルメディアワークショップ 特別編」です。
奈良文化財研究所の惠谷浩子さんをお招きして、特別レクチャーをしていただきます。楽しみです!
———
ローカルメディアづくりワークショップ 1
オリエンテーション&レクチャー&インタビュー
「新たな“移動”を促すローカルメディアのかたちとは」
会場│京都市東部文化会館⇒京都市北文化会館⇒京都市呉竹文化センター
日時│2017年6月17日(土)10:00~12:30/14:00~18:00
講師│影山裕樹、上條桂子、加藤賢策、榊原充大
@東部文化会館(山科区)
・チームごとに自己紹介
・ローカルメディアレクチャー 1 影山裕樹/プロジェクトディレクター
・キーパーソンレクチャー|山科 1 鏡山次郎さん/山科ふるさとの会代表
・キーパーソンレクチャー|山科 2 佐藤友一さん/京都市まちづくりアドバイザー
@北文化会館(北区)
・キーパーソンレクチャー|北 1 古川豪さん/北いきいき市民活動センター長
・キーパーソンレクチャー|北 2 西原秀倫さん/京都市まちづくりアドバイザー
@呉竹文化センター(伏見区)
・キーパーソンレクチャー|伏見 1 若林正博さん/伏見城研究会
・キーパーソンレクチャー|伏見 2 北澤雅彦さん/中書島繁栄会
・ローカルメディアレクチャー 2
影山裕樹/プロジェクトディレクター、榊原充大/リサーチディレクター
・グループワークショップ
・発表、ディスカッション
———
文・写真 野澤美希(事務局/プロジェクトアシスタント)
2017.6.15
多数のご応募ありがとうございました!
こんにちは、「CIRCULATION KYOTO」事務局です。
このたびはたくさんのご応募ありがとうございました。
京都市内外から100名強のご応募をいただき、厳正なる選考のうえ、40名の参加メンバーが決定いたしました。
応募者の年代、出身地などのデータは以下のとおりです。
—
選考の結果、参加者の年代、出身地などのデータは以下のとおりとなりました。
—
いよいよ6月17日(土)よりワークショップがスタートいたします。
8月6日(日)には京都市内にて、一般の方も見学できる公開プレゼンテーションを行います。
詳しくは後日、こちらの編集日誌でお知らせいたしますので、引き続き「CIRCULATION KYOTO」にご注目ください!