投稿者: 右京区チーム
2017.12.28
「うた」を通して右京を見つめる
みなさん、お久しぶりです。
8月6日の中間発表で、短歌を詠んだり寸劇したり、果ては留守番電話を放送したりとやりたい放題だった右京チームです。現在、右京チームはチーム名を「うたのまちうきょう」と名乗りながら活動しています。
まずは、8月6日に発表した「post百人一首」プロジェクトについて、簡単に説明したいと思います。
はじめに、右京区は、嵐山や太秦などの観光地と、自然豊かな京北地域、閑静な住宅街からなる、非常に多様な特性を持った地域です。
そのような右京区でメディアを作るなら、どこか一点だけに目を向けるのではなく、右京区の特徴の多様さを浮かび上がらせられるメディアを作りたい……。
そこで、私たちが考えたのは、右京区の嵐山にルーツを持つ百人一首を使い、右京区のさまざまな人たちの意見を吸い上げるメディア、「post百人一首」です。
「post百人一首」は、Twitterやポスト投函、短歌会や留守番電話などの方法で、右京区に住むまたは右京区に対して何らかの思いを持っている人に、普段は言えない本音を57577の短歌の形にして、伝えてもらうメディアです。
ゆくゆくは、右京区に対する思いがたくさんの場所で共有され、課題の解決をはじめ、より良い右京区を作るためのメディアになれば、と思っています。
8月6日の中間発表以降、発表時にディレクター陣やゲストのみなさんからご指摘していただいたことを踏まえて、これからどのようにしていくのか、一人一人の役割を確認しながらチーム独自でミーティングを重ねてきました。
そこから地域の皆さんに短歌をどのように知ってもらうか?
詠んでもらうための親しみやすい話題は何か?
まずは、知ってもらうことから始めよう!ということになり、「うたのまちうきょう」という名前を広めていくためにTwitterやFacebookのSNSアカウントを作り、更新を始めました。
Twitterはこちら https://twitter.com/ukyotanka
Facebookはこちら https://www.facebook.com/utanomachiukyo/
10月には、右京区太秦にある「キネマキッチン」で、みのりのもり劇場のスタッフの方とディスカッションする時間を持つことができました。
そして、すでに右京区のローカルメディアとして根付いている「右京じかん」の紙面で私たちが企画ページを持つことになり、12月号から連載が始まりました!!
ぜひ見かけた際にはお手にとって読んでいただけますと嬉しいです!
さらに、実際に一般の人を巻き込んでイベントも開催しました。
12月頭には、京福電鉄・龍安寺駅近くのカフェ「たつどう」で「はじめての短歌会」を開催しました。
「うたのまちうきょう」を広めていくの最初の取り組みとして、まずは、57577で自由に歌を読んでもらおうというねらいです。
この日は、約10名の方が参加してくださりました。歌人の永田淳さんと、上終歌会の山内優花さんのお二人にご指導いただきながら、実際にまち歩きをして短歌を考えました。
短歌を即興で考えることや、リズムと言葉の組み合わせが難しいのかなと思っていましたが、自分の気持ちに素直になって言葉に出してみると自分らしい短歌を詠むことができるようになり、うまく思いを伝えることができました!
今後は、ポストを右京区の各所に設置し、いろんな世代の方から短歌の募集を始めたり、webサイトの開設を進めていきます。8月6日の寸劇の中でも紹介した「留守番電話での短歌募集」も実現したいと思っています。
これからも
「うたのまちうきょう」としてどんどん右京区を盛り上げていきます!!!
文・伊藤真菜、福谷咲奈(右京ふれあい文化会館〈右京〉チームメンバー)
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右京チームのプレゼン映像はこちらから
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